買った。
新宿を経由する用事があり、ちょうど怪奇組のことを思い出せたので紀伊國屋に寄った。いまの紀伊國屋(新宿)は何やら工事をしている。工事が始まる前、地下にあったお店が軒並み潰れるらしい情報がある程度バズってたのを見ると、きっと愛好されていた場所なんだろうな、と思う。自分には馴染みがないまま消えていったけれど。知らない盛り上がりをたくさん眺められるからTwitterのこと面白いと思っているけど、バズを基準に判断するみたいなことは、その行為を単純化して見たときに嫌だ…でも日常になっちゃってるし、ある程度仕方のないことなのかもしれない。バズから気になって買ってみる/行ってみるなどもあるし。
あそこの紀伊國屋には過去数度訪れたことがあったのに、別館があることを初めて知った。あそこで漫画買いに行こうと思ったことなかったんだ!この本屋漫画置いてないな〜と違和感を抱くことすらなかったんだ!と自分の意識への気づきに驚いた。
怪奇組面白かった〜!!本屋の本棚の柱に怪奇組が貼られて、一部見られるようになっていた展開の大きさにどきどきした。普段オモコロで読んでいた漫画が、世界に物質として繋がってる感じがした。書籍化ありがとうございます。キャラクターたちに名前らしい名前がない(メチャ子もメチャ子と呼ぶ、くらいの設定。シュラ子はシュラ子らしい)のに、それぞれのキャラクターのこと造形で識別できているのとか、読み終わってから気づいてわかりやすく書かれていたこともわかった。見当違いなのかも。大袈裟な驚き&メチャ子のズレと、淡々としたお互いのツッコミが楽しかったので、何度も読みたい!読みやすいから何度も読めそう!読んじゃお!
「ハァー!!!」
そうして出口を探していると見覚えのある出口看板にたどり着いた。
「渋谷駅の憎さ」2019年11月25日の日記(居酒屋のウーロン茶マガジン)
これだー!!見覚えの正体。記憶の扉が開いて気もちよかった!
地震があった。揺れる時間は短かったけれど、揺れそのものは強かった。揺れは嫌ですね。緊急地震速報が複数の端末から鳴るの、恐怖に拍車がかかる。怖かった…
アヒルのくちばしが欠けちゃった…あーあ…あと2羽いるからそれらはもっと大事にしようと思います。 まだ怖さはあるし、喉のつかえなどようやく眠れる心持ちになれてきたのでこのあたりで終わります
(公開する前に寝ちゃったので朝)