2022年3月5日 No War 0305

No War0305を配信で観た。

No War 0305と題して、新宿南口にて戦争反対とウクライナ侵略によって傷ついた人たちのサポートを呼びかけます。 #NoWar0305 – GEZAN | official site.

戦争反対の意がないわけじゃないけど、うまく強く言えないから、どちらかというと演奏を観たくて再生していた。最初はカネコアヤノだった。よすがを出してからのカネコアヤノのよさが、悲しさと芯のある強さのなかにあってよかった。(M1 爛漫、M2 抱擁)
坂口恭平は、以前隕石たちだったか何かアルバムを聞いたことがある程度で、そのときも何となく歌詞に恥ずかしさを感じてしまってあまりよさを感じられていなかったけど今日の曲は好きだった。「海底の修羅」という石牟礼道子の詩に歌をつけた曲らしい。主観をぐるっとまわすみたいな曲。
踊ってばかりの国はギターが林さんじゃなかった!?なんか林さんがギター弾いてるように見えた。最近はそうなのかな、また踊ってで弾いてるのかも。Boyとかシャクナゲが入ってたアルバム以降ぜんぜん聴けていないから、それで幸せしか知らなかったけど、反戦の歌はそれまでにも歌ってきているから何というか自然だった。唄の命がいちばん反戦の歌だと思うけど、パキスタンが歌詞に出てくるから今回のステイトメントの中心のウクライナとロシアに向けて歌うには適さないと判断されたのかも。歌われている内容は広く反戦の意を含んでいるような気もするけど、歌詞が初っ端パキスタンで始まるから歌いにくいのかもな…東京も政治に対するアンチテーゼみたいな曲だから、反〇〇ではあるだろうけど反戦かどうかは微妙だ。それで幸せの選曲でよかったと思う。

「明日あなたに会う それで幸せ」

全感覚祭には踊ってばかりの国がいなくちゃ、というのもあるけど今回も出ていてよかったな。
原田郁子はさらさらと聞けてしまってあまり残っていないな。気持ちよかった。お昼のさらさら。七尾旅人は見た目を覚えていなかったし、声も忘れていたから「この人が七尾旅人か!」と新鮮に思った。もう誰も殺すなよ、の詞が繰り返されて、これは既に殺したことのある人にしか言えない言葉だと思った。たいていの人にとっては自分に向けられた歌ではないと感じると思う。こちら側とあちら側で分けて、自分をこちら側に置きながら聞く曲。反戦自体がそういう行為だけど、ある意味ではこちらの価値観の押し付けだからそこはうまくやらないと齟齬や乖離がたくさん起きてしまうんだろうと思う。この間、世論は強いから1人1人が思っていることが大事と言われたこと思い出していた。
三味線歪ませて弾いてる人たち、名前は何だったんだろう。切腹ピストルズというのか。あとよくわかっていなかったあれは…大友良英だったの!よくわからなかった…そんなに音量あげずに見ていたからテニスコーツのライブも発される言葉も聞き漏らす部分が多かった。
折坂悠太はもやもやの肯定をしていた。わからないままどこまでやれるのか、どこまでやっていいのかの見極めは難しい。そうだとしても考えずに黙っているよりは考えながら考えきれないまま黙っているほうがいいような気がするからそうしてる。
何となくクリミア併合とかをニュースなどで知っていたけど、ぜんぜん追ってこなかった情報に10日そこらで追いつけるはずがない。わからないなりに、6世紀くらいに遡ったり19世紀に遡ってあの地の歴史の概観を掴もうとしてる。どこがどのくらい繋がってる話なのかがうまくわからない。(M1 さびしさ、M2 炎)

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部屋の片付けをした。結果として本当に少しだけしか進まず、強引にいろいろと掃除した。片付けに消費される体力がいつもいつもすごいから、まともに片付いていないのに本人はへとへとになっているという、周りにわかってもらおうとすると難しそうな状況に陥る。運良く説明しなくていい環境にいるのでそのままにしている。まともに自分の部屋の片付けもできない…