2022年5月13日 手洗いうがい

本を整理していたら日が暮れていた。部屋は数畳しかないのに時間がものすごくかかる。狭い部屋に持ち物を詰め込まないといけないのって難しい。読みたい本を読みたい。ピダハンの本も植本一子の日記も知覚の現象学小さなお茶会小さな恋のものがたりも、まだ読んでないROCKIN' ON JAPANとかB-PASSも読みたい。苺ましまろも最後まで読んでないんだった。コジコジのファンブックも読んでる途中だ…世界は広いな…

初めてウォッチパーティーに参加した。「コンテイジョン」という映画観た。未知のウイルスによる感染症が広がっていく物語。たくさんの人が出てきて、この人誰だっけ…と思う瞬間が何度もあった。たくさん人が死んでいった。わからなさのなか、なんとかするために頑張る医療関係者と不安でいる人々とかこの2年で何度も感じた心当たりがいくつもあった。この物語の頃(映画が何日まで進んだか忘れちゃったけど最初の数ヶ月)は、不安のなかにも「数ヶ月すれば終わるだろうな」と思える余裕があったのが懐かしかった。ワクチンがすべてではないにしても、人との接触を減らす以外対策の取りようがないとわかっているときに往復したスーパーと自分の部屋のことを思い出していた。まだ懐かしく思うには早すぎるかもしれないが、この流れあったな〜と思いながら見てる時間も長かった。「ウイルスにはこれが効く!」→店に人が殺到!の流れは何度もドラッグストアで見た。厳密には品切れになっている棚しか見ていないけど…確か店の裏口に、紙類はわからないように入荷したい旨が書かれてすらいた。(写真を撮った記憶があるけど見当たらなかった)

急に頭皮が切り開かれて、脳底を見るシーンが衝撃だった。死んだそうな人の顔がアップになっているなーと見ていたら頭の皮がベロンと剥かれて、その説明のなさに驚いた。ちょっと怖かった…最後のシーンでぐるりと映画が一周した。たくさんの人に否応なく関わる問題で、ワクチンがあっという間に完成して流通した以外の問題はあちこちで山積みのまま終わったから、どこにいても続く日々のつらさを想像した。経済とかどうなっていくんだろう。

映画見てる間思ってたことの大半は「マスクして〜」「離れて〜」「なんでマスク外すの!」だった。手洗いうがい マスク 人との距離を置くの、それぞれ引き続きちゃんとやらなきゃなという気にもなった。冬や春は付け慣れてるからいいけど夏になるとマスクはキツい。マスクしなきゃいけない夏を3度も過ごすことになるとは思わなかった。スペインかぜみたいに3年で収束してくれ……と思うばかり。

次は家にあるCDを整理しなきゃな。何を持ってるのか把握するだけでもしなきゃいけない。私って何枚CDを持ってるんですか?2010年代前半に音楽を好きだった人の棚になってる気がする。タワレコはどんどん閉店していくし、オンラインですらCDはほとんど買わなくなった。隠しトラックのために買ったりすることしかなくなっちゃった。いちばん最近でバンプのなないろをライブの先行抽選のために買った。初回盤はライブDVD/BDが付いていることもあって、シングルなのにアルバムみたいな値段だった。シングルって1000円とか初回盤でも1800円とかで買えなかったっけ?倍くらいの値段して、かなりびっくりした。通常盤は1200円だから映像分の値段なんだろうけどシングルを買うぞと思って2500円とか3000円出すの抵抗あった。初回盤1200円もするのか…学生だったらApple Musicが2ヶ月は使えるな…とか考えちゃってよくない。ライブのチケットも普通に5桁するし、お金がないな…まだ持ってないCDを隠しトラックや隠し映像のために買い集めたい気持ちあるけど、こういうこと考えてるとしぼんでいく。コナミコマンド入れなきゃ見られない隠し映像とかあって面白い。通常盤と初回盤で隠しが違ったりするやつとか、隠し映像はあるけど隠しトラックはないやつとライブDVD/BDを中心に集められていないから、これからも棚に増える予定があることも思い出しつつ整理をしようと思います。たぶんかなり長い道のりになる。いいアプリとかがなければ、自分でスプレッドシートとか作るしかないかもしれない。自分の持ち物を検索できるようにしたい。いいのあったら教えてください。