2024年8月24日

高円寺に行った。まだ駅の南と北の区別がついてないまま勘で目的地に向かったら逆だった。でもなんか知らない古本屋がいくつかあった。ハードオフにピンククラウドのアルバムがあったけど状態があまりよくなさそうだったので購入しなかった。

現在地を見失いながら引き続き歩くとサンカクヤマが目の前に現れた。ここにはいつもよくわからないままたどり着く。「場所・私の汝」と「断片的なものの社会学」を買った。断片的なものの社会学はNEBで紹介されてたな。読み終われるかわからないけど読んでからまた伊原さんの感想も読みたい。少し読んでみたらイントロダクションから好きだった。人の生活史を聞く機会はあるけど枠の中に収まるような必要最低限の話か聞けていない気がした。

蟹ブックスで中村一般さんの展示を見た。この人が描き残した生活が失われた後に、絵や漫画だけでも残ってほしいと思う。そういう郷愁が好きなことには複雑な感覚もあるからずっとうまく向き合えないでいる。中村一般さんの漫画は読み進めるのが難しいことがある。

クラゲの絵を持ち帰りたくてZINEを買った。たまに眺めたい。

夕方になると阿波踊りが始まった。徳島で阿波踊りを幼稚園児のときに見て以来だった。連によってリズムがぜんぜん違う。人が多くて踊り自体はほとんど見えなかったけど太鼓の音を全身で感じると身体があることを快く感じる。女踊りより男踊りのほうがかっこいいと思ってたけど、下駄を履いて踊ってると思うと女踊りもかっこよく見えてきた。

駅から電車に乗るのが難しくて隣の駅まで歩けばよかった。

もう少しくらいは高円寺のこと知ってると思っていたのにぜんぜん知らないことがわかった。右も左もわからない。いつも次に行ったときに納豆ドーナツを食べてみようかと思うけど買わないでいる。何年も無視してる途中!ほんとにいつか食べる予定。