●2017年5月
●2019年11月
●2022年3月
●2024年3月
●2017年5月
●2019年11月
●2022年3月
●2024年3月
11月3日
府中刑務所の文化祭に行った。
アンチナタリズム天国GOLD(2019年8月)で知ってからずっと気になっていた囚人の焼いたでっかいパンを買えた。パンの密度が高くぎっしりしていて味はシンプルだったから、家に帰ってからはちみつとクリームチーズ乗せて食べるのが最高だった。
刑務所ツアー(プリズン・アドベンチャー)もぎりぎり参加できた。ゴゴゴ…と入り口の大きくて重そうな扉が開いて、ロープにしたがって歩く。所内に入る前に所持品をすべて袋に入れて結束バンドに入れなければならない。主に作業場を見られるコースになっていた。刑務官からの説明などはなく、自由に見られるようになっている。注意書きは日本語の他に中国語や韓国語、インドネシア語やウルドゥー語などがあった。
刑務所内にも四季がありそうだった。春夏秋冬それぞれに咲く花や木があって、大きく育った金木犀がまだ咲いていた。
刑務所の壁の曲線かっこいい。
中野とか貝塚にあるらしいキャピックショップも行ってみたい。12月には全国矯正展があるらしく、府中刑務所のパンがまた販売されるらしい。
11月4日
方向音痴なのに道案内する役割が与えられてしまって緊張した。多少迷子になったような気もするけど、同行者が楽しそうにしていたからよかった。散歩は楽しい。街がグラデーションみたいに移り変わっていくのがわかる散歩は短時間でも満足感がある。
こういうことをしているといつかアカウントがバレると思う。隠しているわけじゃないけど見ないでー!見つけてもわたしに言わないでー!
11月5日
4年ぶりにカネコアヤノを見て淋しくなった。耳の調子がそんなによくなかったから確かな判断ではないかもしれないけど、あってほしい音がそこになかった。あったものがなくなるのはいつもさみしい。
いままで見てきたのとは違う音が鳴っていて、自分で思っていたよりもBobさんがさりげなく好きだったのだとわかった。本村さんはわかりやすく好きだったからいなくなると知ったときから淋しかった。
誰が叩いてるのかよく知らないけど、自分で解釈していたドラムとはぜんぜん違う存在感だった。もっと下から支えるみたいなドラムが聞きたかったのに、かなり前に出てくるドラムだった。特に「車窓より」のドラムが前に出過ぎていて手数が多い違和感を引き摺ってしまって楽しめない時間があった。でも「退屈な日々にさようならを」のドラムは好きだった。
「季節の果物」は、今までちゃんと聞こえていなかった歌詞がライブでようやく入ってくる感覚があった。でもまだちゃんと入ってなくてうっかりすると離れそうになる。
「りぼんのてほどき」も「わたしたちへ」もすごくよかった。「わたしたちへ」の途中でこれで最後だとわかる感覚があって、きちんと終わりがあることがうれしかった。またいつか見に行くとしてもしばらく先になりそうだけど、いい終わり方だった。アンコールがなくてよかったと思うライブは初めてだったかもしれない。
終演後、退場の指示を待っている間に周りの人たちの感想が聞こえてきたけど自分とぜんぜん違うから勝手に分かり合えない気持ちになった。好きなものが一緒かもしれない!と期待した後に大きなすれ違いを感じると、必要以上に距離を感じてしまってよくない。
普段は影絵をやっている(らしい)人たちが、ユーラシア大陸の品々を売っていた。ウズベキスタンのノートとかいろんな国のビンの蓋とか。そんななか一際異彩を放っていたのが肋骨レコードだった。
初めて見た。本物を見られるとは思ってなかった!驚いているとファイルから出して見せてくれた。レントゲンを何枚か重ねたものに溝を掘っていると思っていたのに、何枚か重なっているようには見えないくらい薄かった。(ソノシートより薄い)
(後ろの影絵と重なってよくわからない写真)
レコードをちゃんと触ったことすらないのに買うのは管理のリスクが高すぎるし、これにぽんと6000円出せるほど余裕がないから肋骨レコードは買わなかった。ウズベキスタンのマッチを買った。先端の火がつくところが小さくてかわいい。
珍珍のライチジュースが美味しかったからまた買った。美味しすぎて2〜3缶買っちゃおうかと思ってたけど、1缶250円だったから怯んで1缶しか買えなかった。
1日くらい休もうと思っていたのに楽しくて休めない3連休だった。
8月2日
多摩川まで散歩した。孤独なライオンに向かって歩いていると、茶色い点がだんだんとライオンに認識されていく。その過程が面白かった。
インターネットごしにしか見たことなかったライオン!足元は掘り起こされていた。
8月3日
ボッチャを初めてやった。ボールがいい軌道を描けば「いい筋してるね」と言われ、外れれば「惜しいね」と言われたから肯定的な気持ちを伝えたいことが伝わってきた。楽しかったからまた機会があればやりたい。
海浜公園の近くに行ったら、プールの監視員のメガホン越しの声が遠くまで届いていて、プールにしばらく行っていないせいか懐かしかった。そのまま休憩時間になってラジオ体操したい。
8月5日
蒟蒻日和だったから蒟蒻をたくさん食べた。蒟蒻ゼリーと蒟蒻麺と蒟蒻ケーキ。本当は生とろさしみこんにゃくも食べるつもりだったけど、他の人と一緒に食べたい気持ちが勝ったからそのうち食べることにする。
8月6日
ビルくんの命日。存命のうちに会えなかったからせめてビル神社に行ってみたい気持ちが少しだけある。鳥に会うためだけに行くには伊豆半島は遠い。
8月8日
新宿のディスクユニオン一帯がリニューアルし終わったらしく数年ぶりに行った。主な目的は8cmCDを探すため。あわよくばコジコジのサントラが売っていたらいいなという一縷の望みもあったけどなかった。どこ探してもないし、数万円で落札された形跡がたまにある。高すぎて欲しい気持ちが負けそうになる。
スピッツの青い車と広末涼子のジーンズを買った。ジーンズは1枚買った後にジャケが2種類あることに気付いた。買った方は通常版だったらしい。どちらかしか買うつもりはなかったからどちらでもよかった。(どっちもかわいい!)
そろそろ買いたいと思っていた小沢健二の球体が安く売ってたのでちょうどよく買ったり、うっかり見落としそうなところに一休さんと銀河鉄道999の8cmがそれぞれ100円で売っているのを見つけて嬉しかったからその勢いのまま買った。
店舗によっては、まだリニューアルしたてでバタバタしていて棚に並びきってないところもあるらしく、しばらく経ったらまた行きたい。レコードを模した8cmCDは引き続き探したいので売ってるところ知っていたら教えてください。この前ハードオフで20数枚まとめて10000円くらいで売っていたけど既に持っているのも多いうえに値段に怯んで買えなかった。あと1枚500円するの比較的高い。
阿佐ヶ谷の七夕まつりの様子がちらほら流れてきて、人の多さに怯んでいたけどちょうど阿佐ヶ谷に行く予定があったからちょっとだけ見た。パンどろぼうのハリボテとか「ちっちゃい猫を飼いたい」って書いてある短冊がよかった。
初めて人の煙草に火をつけたのに、あまりに自然な流れだったからそのことに気付くのに少し時間がかかった。マッチの火を添えるだけ。アルコールランプに火をつける理科の時間みたいな確実さがあった。
思っていたより帰宅に時間がかかっていたから、自分で思っているよりも遠いところに行っていたと後からわかった。
8月9日
自転車のチェーンが外れたから一度降車して、ちょんと直した(私は外れた自転車のチェーンを直すのが得意なので人差し指だけで直せる)。直してすぐ歩きながら再び乗ろうとしたらカーブミラーに突っ込みかけて、まだこんな不注意な事故起こすのかと思って凹んだ。
買ってみたい食べ物や飲み物がたくさんあって、なんとなくずっと楽しみにしている。今日は、去年の秋頃に探し始めてみたらどこも売り切れているままシーズンが終わってしまったヤマザキの梨ウォーターを再び探した。自販機に売っているところしか見たことがないから自販機にたどり着きたかったのに自販機の場所がうまく思い出せなくて苦戦した。付近をぐるぐる回っているうちに場所がだんだんわかってきてなんとかたどり着けた。しかも梨ウォーターもあった。
普段、変な自販機があっても写真だけ撮って通り過ぎるから買うのは久しぶりで、出てきた缶が冷たいことも何だか新鮮だった。
その後、とうきびアイスを買いに少し遠くのお気に入りのスーパーへ。このスーパーは他で売っていないような珍しい物が売っているから宝探しみたいでたのしい。光食品のジュースに興味があるけどまだ「みかん+レモンサイダー」しか飲んだことない。パッケージの果物のキャラクターのイラストがかわいい。オーガニックりんごジュースはりんごのキャラクターなのに、アップル+レモンサイダーはただのりんごが描かれているの何の違いなんだろう。果汁の割合は違うみたいだけど、果物の断面じゃないから関係なさそう。あとオーガニックスポーツドリンクっていうのもあるらしい!スポーツドリンクにオーガニックの概念くっつけて考えたことなかったからギャップを感じる。オーガニックを冠している小さなお店に入ってみるとよくこの会社のアップルサイダーが売ってる。まだ買ったことはない。
光食品の飲み物コーナーを見て満足してしまってここに来た目的を見失いかけていたけれどアイスのコーナーを見て目的を思い出した。とうきびアイスがあった記憶のある棚に置かれていなかったから次の冷凍コーナーに向かうもそこにもない。店員さんに尋ねたら取り扱いが終了していた。置いていないことがわかったせいか、アイスを食べたい気分じゃないことに気づいてそのまま野菜だけ買って帰った。君たちはどう生きるかを見てからシベリアを食べてみたいのにようやく見つけても200円くらいして、ぼんやりとした欲しい気もちの割に値段が高いから、いざ目の前に現れても買わなくていいやと思ってしまう。そのうちでいい。
8月13日
ジョン・ポリス・パトカーズクラブが更新されたから散歩しながら聞いていたらひまわりを見ていたおじいさんに話しかけられた。この夏は2本のひまわりを育てていること、毎日水を2回やっていること、最近そのうちの1本が咲いたことを教えてくれた。
散歩の途中で公園のベンチに座っていると急に土砂降りになった。近くにブックオフがあったから避難しつつ、苺ましまろのDVDとカレンダーのセットがあったから買った。ちかちゃんの部屋が宇宙からやってくるプロローグ的な話。
雨が止みそうにないから諦めて帰っていると公園にPS3があった。雨に濡れたPS3を初めて見た。数年前に雨晒しのPS2を見たから、また数年したらPS4を雨と一緒に見るかもしれない。
8月17日
打ち上げ花火を浴びた。近くで見る花火は見るというより降ってくる感じがする。ただ近くに爆発があるだけで、全身がそこにある感覚がする。爆発に惹かれる気持ちと畏怖が同時にある。
8月18日
漫画犬リスナーが集まる会に参加したら、旅のラジオリスナーがいた。しかも罵倒語のお便りを送った人だったから嬉しすぎて、普段自分のラジオネームは何となく隠しているのに、うっかり自分の送ったメールの話をしてしまった。
おじいさんのひまわりは1本が枯れ始めていて、もう1本は小さく咲いていた。
8月19日
夏だからオールナイト虚無の納涼スペシャルを見る会をやりたくて、誘ったら参加してくれる人たちが思っていたよりも多くて嬉しかった。今日はその最終日(全3回)。開始時間を合わせたら、だんだん眠くて終盤の抜き打ち虚無がいい加減になる感覚がわかった。前にオールナイト虚無一緒に見る会をやっていたときの倍くらいの人たちが参加してくれて、本当に嬉しかった。同じものを好きでいる人たちと同じものを共有する時間のよさ!
ありがとうございました。
8月20日
これまでからし酢味噌を美味しく食べられたことがなかったけど、今日食べたナスの胡麻豆腐のからし酢味噌和えは美味しかった。味覚が変わったのか、組み合わせがよかったのか、たまたま好みのからし酢味噌だったのかわからないけど、また食べる機会があったら食べたい。
豚足とか刺身こんにゃくにかけるからし酢味噌は避けているけど、次は試しに食べてみたい。
8月24日
ジョン・ポリス・パトカーズクラブを聞きながら公園のベンチに座っていたら、また雨が降ってきた。できれば雨に降られたくないから次の回を聞くときは公園のベンチに座らない。
ずっと時が止まっていているみたいな地元の図書館を窮屈に感じるのは、ずっと使い続けている間に自分が大きくなったからなのか、一度地元を離れたせいなのかわからない。
8月26日
誘われたから久しぶりに子どもたちとサッカーして楽しかった。大人に混じってやりたいけど、大学生に混ざってやったときは男の人たちの身体の大きさを感じて性差の難しさを感じたから、遊びくらいの感覚でやってくれる人がいたら一緒に混ぜてほしい。身体が小さいからスポーツをするときに大人に混ぜてもらう感覚がずっとある。
運動をした上に1日に2回も運転してへとへとになった。自分の身体すらうまく扱えていないのに今のところ無事故で運転し続けられているのは自分でも不思議。運転し終わった後はものすごく疲れているから、へとへとになるくらい力を注げばぶつけずにいられるんだと思う。必要とされるとき以外は運転したくないけど役に立てるからときどき運転することにしてる。
8月28日
夜に散歩していたら、怯えられた様子で逃げられた。自分に非があるなら直したいのに思い当たる節がなくてわからない。本人に聞きに行ったら余計怯えられちゃうと思うからしないけどできるなら聞きたい。教えてください。
8月30日
セイコーマートのアイスをいくらか(と梨ウォーターを)売ってるスーパーを見つけた。他のスーパーで見たことなかった北海道もなかアイスを食べた。既に見つけたアイスの中ではブラックモンブランのキャラメル味を知りたい。和歌山のグリーンソフトと北海道のとうきびアイスも食べてみたい。
梨ウォーターが平積みされているのに今年初めて気が付いた。
帰り道、自転車で通りすぎた暗い路上に見えた黒い塊が何かの死骸だったかもしれないけど確認するのが怖くて珍しく放置してしまった。昼だったら交番に連絡するのにな。死んでなきゃいいなー。
7月16日
一緒に映画を見る聞かれて何を見るのかわからないままとりあえず賛同する意思表示をしていたら君たちはどう生きるかを見に行くことになった。
映画までの時間に、キューライスさんのショートアニメのうち「鴨が好き」「Fast Week」「失われた朝食」の3つを見て、ショートアニメづいたまま「年をとった鰐」を見た。失われた朝食はボタンを掛け違えたみたいな混乱で、他人事じゃなかった。できなさに追い詰められる感覚。年をとった鰐は嘘や知らなさの相互作用と、野生の欲求と理性の葛藤だった。
〈君たちはどう生きるかネタバレ開始〉※画像が出てくるところまで続きます
エンドロールでようやくハッとした。ポスターにも書いてあるのに気づいていなかったけど、今作は「宮崎駿」監督作品じゃなくて「宮﨑駿」監督作品だった。
エンドロールに「久美子」が3人いるブロックがあったり、「千尋」と「さつき」がいるブロックがあってジブリ総集編だった。原作が手元にあるけど読んでなかったから読んでみようと思って少し読み始めた。コペル君。あとはおばあちゃんが履いていた紺のもんぺをかなり気に入って、出てくるシーンではずっと目で追っていた。ほしいなー。眞人に届けられていたシベリアを食べてみたくなった。
鳥が好きだからアオサギがどんな風に出てくるか楽しみだったのに、中におじさん入ってて嫌だった。モモイロペリカンも襲ってくる脅威として描かれているのが嫌だった。鳥がわさわさ出てくる陽なたのアオシグレのことを思い出しながら見た。
自分の時代を生きることがまだよくわからないから、まずはそれをわかりたい。その上で、自分の時代を生きるかどうかを考えたい。
〈君たちはどう生きるかネタバレ終了〉
7月17日
暑くなり始めてからずっと切りたかった髪を切った。免許証の写真の髪型が夏らしくて割と気に入っているのでそれを見せて切ってもらった。だいたいは切ってくれる人に任せきりなので出来上がって初めて自分の新しい頭の形を知ることになる。今回は思いのほか前髪がスカスカになってしまったり、外側を梳きすぎてハネやすくなっていたりしていてがっかりする気持ちがない訳ではないけど、ずっと無くしたかった重りがなくなったみたいですっきりした。
7月19日
エヴァの初号機が吠えるシーンの声帯模写ができるように練習してる。
7月20日
風が吹くとき(絵本)を読み終わった。淡々と正当化が進んでいってあっさり終わった。あのまま死んだとして、(もしいるとすれば)発見者は何を思うんだろう。日頃、死にゆくことを恐れているけど、爆発以降の淡々ぶりには死を目前にしている逼迫感がなくて穏やかだったから、死ぬことがわかったら穏やかに死を無視すれば怖くなくて済むのかな。知識があっても致死的な攻撃を受けてしまえば助からない。
7月21日
ブラーの1st聞いてみたら好きだった。この夏はこのアルバムたくさん聞きたい。
7月22日
インド映画見たいと言われたのでマッキーを見た。最初のうちは途中で見るのやめてもいい気がしていたのに悔しくなるくらい面白かった。
7月24日
なんだこれ
7月27日
生きる速度についてずっと考えているところに、ゆっくり生きることを肯定する手紙(自分達宛)を受け取った。こうだといいのにと思っていたところと同じ方向を向いていることや、(直接関わるかどうかは別として)そういう社会にしたいこと、その中に自分の居場所を見つけることが書かれていて、強くて大きな肯定だった。自分の琴線がここにあったこともよくわからないまま揺さぶられた感覚になって、翌日の準備も忘れてしばらく呆然としてしまった。
7月28日
散歩ついでに箱根山に登った。山道の雰囲気と山頂の涼しさがあった。
起きていたらポンツカの時間になったから聞いた。金曜深夜になってからリズムが掴めなくて聞き逃し続けてる。
7月29日
更新されたラジオが聞きたいから涼しくなる夜を待って散歩した。公園に着いて、セミの幼虫を見ていたら反対側にゴキブリがいた。公園で見かけるゴキブリに対して何とも思わない。ただそこにじっとしている黒い虫というだけで、速さを感じなければ負けた気持ちにもならない発見があった。
7月30日
よく寝た。眠いまま「夜明け前の子どもたち」を見た。健常に近づけ、より進んだ発達を目指すための取り組みが為されていた時代だったのだと、自分にとって分かりやすいように解釈した。発達の遅れを、遅れとして一元的に見る以外の見方を知る必要があるし知りたいのにまだよくわかっていない。
死方早(死んだ方が早い)はユーモアだけど正論で、死の早さに追いつくことはできないから、遅れを取り戻したり、簡単には取り戻せない遅れに対する認識やアプローチが必要なのはわかるのにまだよくわからない。
7月31日
暑いけど歩いた。北に向かったけど涼しくならなかった。徒歩の限界。都電荒川線に連なっている白十字の看板は小さくそこにあってかわいい。
ブラックモンブラン ミント味を食べた。1回食べて満足したから次はキャラメル味を食べてみたい。
歩いていたら池袋についた。ディスクユニオン とココナッツディスクに行って8cmCDを見たのにあまり目新しいものがなかった。この前ニュースで見た壁一面の8cmCDはどこのお店だったのかわからない。森田童子のぼくたちの失敗だけ買って終わり。
ニューデイズの北海道フェアは今日までだから最後に食べたいアイスを探した。
最後はいちごアイス(これもセイコーマート)にした。
6月30日
聖者の行進ぎりぎり見終わった。ぜんぜん解決していない問題があるのにいい感じに終わったことになっていた。広末涼子ってかわいい…
7月3日
古書街を歩いていたら、大漢和辞典(索引以外12巻)が3000円で売られていた。欲しかったけど大漢和辞典が取る場所の大きさを考えると買えない。買うには部屋が狭すぎる。
トロトロしていないサワーソップジュースを何となく探しているけど見つからない。
7月4日
七夕が近いからあちこちで短冊を見かける。毎年1つくらい心に残る願い事があって、今年はこれだった。
おとなになったらしあわせでいられますように
7月8日
きらきらどり記念日になった。きらきらどりとは羽根がきらきらしている鳥のことです。ドバトとかムギワラトキとか。
7月9日
散歩が好きなのに荷物が重すぎる自分の都合と、なかなか冷めない夏の昼の暑さ残りのせいであまり歩けない。春のうちは無理してでも重い荷物のまま歩き回っていたけど日の光の強まりとともに体力的に無理になってきた。好きなラジオ聞きながら散歩するのも難しい季節。
暑さに慣れていない身体だから熱中症に気をつけましょう、みたいな注意喚起あるけどこんな暑さに慣れたらダメだと思う。
7月10日
サングラスを失くした。困る。サングラス無しで夏を生きていける気がしない。サングラスを買いに行くためのサングラスもないのに外に出なきゃいけなくて途方に暮れかけていたらリュックの隙間から出てきた。失くしたと思ったものがリュックから出てくることが多いから探し続けるほうがいいのにすぐ諦めそうになる。
どうしても散歩がしたいうえに、乗った瞬間酔った電車から早く降りたくて途中下車。ニューデイズで北海道フェアをやっているのを覗いてみたら、セイコーマートのアイスが売っていた。去年の藤原基央誕生日企画のときからなんとなくいつか食べてみたいと思いつつ諦めていたから感動だった。メロンモナカアイスと北海道あずきバーとソフトクリーム(バニラ・メロン)の4つがあって、メロンモナカアイスにした。今はまだ北海道あずきバーの価値を信じられない。
7月中はフェアをやっているらしいからいろんなニューデイズに行ってみたい。セイコーマートって関東にもあるらしい。いつか絶対行きたいなー。
7月11日
note書いた。
最近はずっと自分に対する評価の不当な高さのことばかり考えている。
7月12日
ニューデイズを意識し始めたら、店舗ごとの北海道フェアの大きさの違いが何となくわかるようになってきた。
初めて見るヨーグルッペが売っていたのを買って飲んだ。北海道出身の知り合いも初めて見たと言うから調べてみたら新商品だった。冷たいうちは美味しかったから急いで飲めばよかった。
北海道フェアにもソフトカツゲンは売っていないから諦める気持ちで交通会館に行ったらたくさん並んでいた。今までもここに並んでいましたよーという顔をしているから単に見落としていただけだと思う。
たぶん1〜2年くらい探していたソフトカツゲンがいきなり目の前に現れて、さっきヨーグルッペ買ったのも忘れて買った。大事に家に持ち帰って大事に飲んだ。牛乳みたいな気持ちで飲んだら乳酸菌飲料だった。酸味強めのカルピス?
東京駅のかわいい入り口を見るたび城戸さんのサンポーを思い出す。
7月13日
最近よく見かける、縦の長さを無視した自販機の中がどうなってるのか気になる。
こういう収まりきっていない様子のペットボトルたち。
7月14日
ブラックモンブランのバナナ味を食べた。よく知らない地域の知らないアイスを食べてみたい欲は強いけど、一度食べると満足するから食べ終わる頃には他のアイスに目移りしてる。あんなに食べてみたかったバーのミルクックへの興味も今はもう薄くなってしまっている。
アイスって物産展とかに並ぶことが少ないから、今回見逃したら次いつ見つけられるかわからない不安定さに振り回されているだけだと思う。カップとかコーン付きでババヘラアイスが売ってることが稀にあるけど、あれは現地でババにヘラで盛ってもらう部分がなくなっちゃっているせいで物足りなさがすごい。今の未開拓アイスの関心はもっぱら九州と北海道に集中している。
6月15日
サッカー日本代表(男子)のエルサルバドル戦を割と直前に知って楽しみだった。
岡田悠さんが好きで、なかでも著書の「0メートルの旅」が大好きなのでエルサルバドル戦には思い入れが少しだけある。この本には4年前に行われたエルサルバドル戦にエルサルバドル人を探しに仙台まで行ったときのことが書かれている。かつてcakesで限定公開されていた記事が元になっているらしいけど、cakesはもうサービス終了しているので仕方ないからそのときの記事のスクショがついてるツイートをリツイートしてとりあえず本を読み返した。
試合は冒頭からなんかサッカーとは思えないくらいポコポコと点が入った。試合の冒頭5分は得点が入りやすい、みたいなことをよく聞くけど急に2点も入ると気持ちが忙しい。このままいけば負けることはないだろうなーと思いながらハーフタイムにTwitterを見たら岡田さんのエルサルバドル戦の記事がnoteにあがっていてうれしかった。そのまま日本が勝った。
6月18日
サワーソップジュースを飲んだ。とろみがあったから高齢になっても飲みやすいかもしれない。サラッとしてるサワーソップジュースもあるらしいので探したい。
陽なたのアオシグレ見た。好きな鳥がたくさん出てきてよかった。ラッキースケベ的なシーンなかったらもっと好きだった。
6月19日
ずっと見てみたかった自転車とすれ違った。警棒を刺せる警察用の自転車に警棒刺して乗っている警察官が2人もいた!いい1日の始まりだった。
国会図書館に行きたかったのに中央官庁に囲まれた途端に方向感覚が無になって迷子になりながらなんとかたどり着いた。国会図書館にいる間、過ぎる時間が速くてあまり調べられなかった。ずっと読んでみたかったDream Theaterのメトロポの論文はあまり面白くなかった。前橋文学館で在庫がなくて買えなかった萩原朔太郎の展示会のパンフレットを印刷してたら時間ぎりぎりになった。子ども図書館のほうにもいつか行ってみたい。
岡崎智弘さんの展示を見た。「あ」とマッチ棒で目がたのしかった。デザインあが一度予告なく終わったとき、録画をぐるぐる見てまわっていたから岡崎さんのアカウントを見つけたときは希望だった。これからもデザインあneoを見続けたい。外から見たら努力に見えて、本人は努力だと思っていないことの強さを再確認したりした。荷物が重くてお腹も空いたから帰ることにしたけど本当は1時間のループ全部見たかった。デザインあ展の360°スクリーン(しかも暗い部屋)の真ん中で体操座りしながら何周も見た映像(「デザインあのテーマ」とか「解散」とか「がまんぎりぎりライン」とか)のことを思い出した。
ついでみたいにYAMAHA銀座店に少し立ち寄った。またオモコロの企画があったら次こそは行ってみたい。
銀座と日比谷が溶け合ってるみたいな街と街の境目はグラデーションで、歩いて通るとそれがわかりやすい。東京はグラデーションがあちこちにあっていろんなところを歩いてみたくなる。
6月23日
初めて行く図書館で祖父の地元の図書館のことを知った。昭和の少女雑誌の可愛い絵をたくさん見た。
コ本屋booksで今の財布の中身で買えそうな安い本を買った。経済力がないせいで何も買えない日が多い。蟹ブックスで新品の本を1冊も買える気がしなくて買いたいのに買えなかった気持ちを忘れて、中古で安く売られている本から買ってしまう。
象の鼻の公園(パオン公園)が近くにあると聞いたから行ってみたけど、もう閉まっていたからいつか開園してるときに行ってみたい。
6月26日
ずっと行ってみたかったサマルカンドテラスに行ってプロフを食べた。
電車のせいか、まだ慣れない暑さのせいか、あまり慣れないウズベキスタン料理のせいか原因はよくわからないけど帰り道に気持ち悪くなって駅のトイレで吐いた。吐くこと自体が久しぶりで、どうすればいいのか思い出せないままなんとか帰宅した。
6月29日
原宿に行きたかったので代々木で降りて歩く。代々木から渋谷方面への散歩はこれでたしか4度目で、1回目に何となく歩いて気に入っていた道をもう一度なぞるように歩いていたら、サンポーで紹介されていたことを知り、このあたりの道は城戸さんを思い出すための道になった。ソトクソトク…ミニストップには寄らない。3回目はフクザワさんの個展を目指す道のりで記事に出てきたかっこいい建物を目当てに歩いた。(この日→2023年3月19日 人・人・人 - ぴこんの日記)
4回目の今回は城戸さんの記事をなるべくなぞる意図で歩いていたのに、うっかり緑の道に入りそうだった。高架下を抜けるあたりで知ってる道にぶつかって、道のつながりがわかった。いつか緑の道のほうも行ってみたい。いつも時間と体力がなくなって行けないけど、渋谷あたりまで歩くやつもいつかやりたい。
やわらかな生活のグループ展を見たいから原宿に来たのに会場が見つからなかった。何階に会場があるのかわからずぐるぐる回っていたらいつの間にか立入禁止エリアに入ってしまっていたらしく急いで出た。なんとか入り口を見つけて入った。
木彫りのバッドアニマルズも、カセットケースのウサ太夫もよかった。ここでも財布と相談しつつ、恐る恐るポストカードを購入。えいや、と原画を買っていた頃の感覚が思い出せなくなっていることが寂しい。
ついでみたいに竹下通りからバーグハンバーグバーグの広告電柱の写真を撮った。もうすぐ去年のキャッチコピーは終わりになるけど、今年は電柱が何本になるんだろう。中野、高田馬場、原宿の3つを見に行けた。
オモコロは好きだけど、電柱だけをわざわざ見に行こうみたいな気もちはあまりないから何かのついでに行くことが多い。アメ横の地下商店街もついでみたいに行った。
5月31日
世界禁煙デーらしい。さっき知った。これまでに撮っていた禁煙マークを集めてみたら面白かったので引き続き集めたい。
最近はおかあさんといっしょにハマってる。
6月1日
先月から探していたコントレックス(500mL)を見つけたけど怯んで買えなかった。
虚無ラジで、人間は「す」になれないと言ってた恐山さんがオモコロ特集で「す」になっていて、伏線が回収された感覚になった。
6月3日
日記に書きたいことはたくさんあるのにここ何週間も日記としてまとめられない。
日比谷音楽祭の奇妙礼太郎のステージを配信で見た。台風じゃなかったら行きたかった。土日動き続ける体力もない。ライブはたくさんカットされていそうな構成だった。現地に行ってたら突然求められるコールアンドレスポンスの気持ちになかなかうまく入れないから疎外されたような感覚になるところだったから配信で見てよかった。
6月4日
「リュックが開いてるかもしれません」と声をかけてしまった。リュックは開いてるか開いていないかのどちらかなのに保険をかけるみたいに「かもしれない」と付けた。意味ない保身は意味がないからやめたいと思ってるのについ口から出てくる。
日比谷音楽祭に行って小山田壮平を見た。ステージの向こうに飛行機が見える景色よかった。「恋はマーブルの海へ」から「空は藍色」に繋がった意味を勝手に思って泣いた。無料でこんなに見ていいのかと思っていたら唐突に終わった。アーカイブは月末あたりに公開されるらしい。
フェスの全体像がいまいちよくわからないまま他のブースもまわった。YAMAHAの即興演奏ブースのたのしさが予想外だった。あとNEXCO東日本のブースもあってマナーティーのグッズを手に入れた!
6月5日
コントレックス買った。お腹壊しても大丈夫なときに飲むことにする。すぐ飲まないつもりの飲み物をいくつも買ったせいでリュックがだんだん重くなる日がある。すぐ飲むつもりじゃない椰汁(ココナッツミルク)も買った。
6月6日
行きしな、少し前に誕生日だった友達に渡す予定の物を買った。ワレモノで重いから持ち運びに緊張する。会える予定が1週間延びたからそわそわも延長してる。
6月7日
なかなか行かない街によく調べないで行ったら、行きたかった本屋もレコード屋も閉まってた。雨降らないかもしれない予報を信じていたのに小雨も降ってきた。
開店したときからずっと行ってみたかった蟹ブックスに行けた。読みたいと思ったことがある本がたくさんありすぎて、何も決められないまま退店した。これは図書館で借りたけど読めないまま返したな…これは…!?みたいに自分のこれまでの失敗した読書を思い出しながら、本棚を何周か眺めた。買ってもたぶん読むのには失敗するから気軽に買えない。定価の本が高く感じる自分の金銭感覚を守っていかないと、自分の経済状況を守っていけない現状が悲しいし、一銭にもならない読みたい気持ちだけがある状況が申し訳なくなる。お金って愛の数値化…
城戸さんの立ってるバーに行ったら、自分よりもわかりやすく緊張した様子の人がやってきたおかげで自分の緊張を少し無視できた。好きな人たちを目の前にして「キャー!」ってなれたことがない。いつも黄色い声が内側の緊張と困惑に留まって、声に出せる人たちを眺める側にしかなれない。静かに手足が冷たくなったりするだけ。
自分は熱に浮かされて簡単に距離感を見誤るのがわかるし、この前もそれで傷つけてしまったのに、熱に浮かされている間はそのことを忘れてしまうから謝るのも忘れてすっかり楽しんだ。たのしかったー!
6月9日
梅雨の始まりの塞いだ感覚にBIGSUNさんの特集で晴れた。これまでになく制作過程が(記事内で)見られる記事になってて、オモコロ杯からのBIGSUNさんがあちこちにいっぱいいた。ストーリーにあげてたでっかい靴これだった!
6月10日
カナダの先住民の話を聞いた。差別の歴史含め知らないことがたくさんあった。ティピーっていう移動式住居の名前かわいい。
やることを放りだして海を見に海沿いの公園に行ったのに、防砂林か何かが生い茂っていて木しか見えなかった。その先の海が見られる場所まで行く気が起きなくて、近くの丘に登ってそのまま帰った。
初めて食べた梨味のパピコがおいしかった。アイスが高くなっていて買うかどうか躊躇う。
6月11日
コントレックス飲んだ。理解が追いつかなくてしばらくソファーを撫でた。
6月12日
しばらく耳を病んでいるので耳鼻科に行った。外耳炎だった。耳が痛い。恐山さんが外耳炎になっていたときの日記を読み返す。
6月13日
悪い耳の点耳を5分ずつやらないといけなくなって初めての朝、いつも通りの時間に目が覚めたせいで家を出るのがぎりぎりになった。ここしばらく自転車の鍵がうまく刺さらない。今日は特に刺さらなかった。遅刻の言い訳が何重にも重なって間に合うぎりぎりの電車にぎりぎり間に合わなくなりそうなところ、目の前で閉まりかける電車のドアを見て、諦めようとしたらドアが再び開いた。その瞬間、自分が罪になって、電車じゅうの苛立ちを一手に引き受けないといけなくなってしまった。本当は乗りたくなかったのだけど、これ以上重い罪になる訳にはいかないので仕方なく乗った。
梅雨の晴れ間で気分がいいのにずっと室内にいないといけない。罪になった朝のことはすっかり忘れて太陽に浮かれた。
せっかく晴れていたのに、街を歩いていい頃になったら小雨が降り出した。雨を心配しつつ古書街を目指したのに、ほとんどが閉店時間が過ぎていてシャッターを眺めるしかできなかった。ひとつだけ開いているところがあったので、島崎藤村の「千曲川スケッチ」と「小さな恋のものがたり」の持ってない巻を買った。この間、積読が200冊超あることを確認したから、買うたびに罪になってしまうのだけどやめられない。知らない本と欲しい本が多すぎて困る。読み終わらせるのは難しいからたくさん読み始めたい。読みかけの本も溜まってる。
ようやく日記を書けた。書いたそばから忘れていくから、書きたかったことをたくさん漏らして諦めながら、これからもたまに書きたい。