初めて文学フリマに行った。昨日まではこれまで通り行かないつもりだった。流通センターが変なところにあってどこからも遠いから文フリのためだけに行けないと思っていたら今回から開催地がビッグサイトになるらしい。流通センターと比べれば行きやすいけどあのあたりの埋立地(お台場とか)も行くまでのハードルがなぜか高くてなかなか行けないでいる。JRとメトロ以外の路線に乗り換えないとたどり着けない場所のことを遠く感じてしまっているせいで足が遠のいている気がする。
前日になって急に誘われて、何となく行く気持ちになった。いろんな人たちがいて面白かった。いくらか本を買ってたくさんのブースを通り過ぎた。向こうから渡される無料配布の紙をとりあえず受け取っていたら両手が完全にふさがって困った。怪しい人がいると思ってスルーしていたブースに再びたどり着いたらたかやさんの声がして驚いた。デイリーポータルZで表紙に惹かれて買った「モンゴルのゲルから」を読んでみたら記事で読んだことある内容だった。ライター名と異なる著者名だから気が付かなかった。写真が最高。買ってよかった。超旅ラジオのブースに行くと岡田悠さんとSatoruさんがいた。いつか透明書店にも行きたい。透明書店がオープンしてすぐの頃、スマホなしで行こうとしたらうまくたどり着けなかった。
人が多すぎて大変だった。もう二度と、ということはないけどしばらくは行かないと思う。盛り上がってるとしたらそれはとてもいいことなんだと思う。いつでも行けるところではないと思ってしまった。他の地域の文フリに行く気持ちもない。またいつかそのうちに。
車窓に見える富士山はいつもかっこいいのにうまく写らない。この日は空もかっこよかった。