愚かな散歩をした。小雨が降るなか、半袖に薄手の上着を着て歩き始めた。途中から雨が強まる時間が増えたが、歩いている道の周辺には住宅や小中学校ばかりで雨宿りもしにくい。ときどきトンネルがあるがそれも少ないうえにトンネルの中は濡れた箇所に冷たく風が吹いて、穏やかな雨宿りにはならない。日が落ち、気温も下がってきてかなり寒い。もっと暖かい格好をしてくればよかったと後悔したが、不幸中の幸いと言うべきか、フードのついている上着だったため頭部は雨から守ることができた。袖が濡れて身体を冷やしてくるから、時間を追うごとにどんどん寒くなった。
【今日の反省点】遠くまで歩く散歩をするときは天気と気温を確認してからにする。寒いとつらいから、なるべく暖かい格好をする。
でも昨日まで暖かかったし、調整に失敗するの仕方ない気もする…いや、仕方なくても寒くないほうがいい!!
ラストワンが加藤智大と秋葉原通り魔事件を(直接的ではないにしろ)踏まえているように聞こえてきた。というかmorning glowとか他のRAYの曲も、事件以降の他のアルバム(COSMONAUT以降)の曲も加藤智大に重ねて聞ける曲を探したらいくつもあるんじゃないかと思えてきた。発端はユグドラシルのギルドだし、探せば事件以前だって歌ってきたことだとわかるかもしれない。多くの被害者を出した事件の犯人に自分の作った曲を聞かれていた事実は、きっと藤原基央の耳に届いていただろうしそれに影響される部分は無意識的だとしてもあると思う。ラストワンもmorning glowも部分的には加藤(や類する人たち)に言い聞かせるみたいにも聞こえる。
ラストワンの「笑ってもらえなくてもいい 笑えるようになれたらいい 嫌いな自分と一緒に 世界まで嫌わないように」「大声で泣き出したいよ 慣れてなくてうまく出来ないよ 嫌いな世界と一緒に 自分まで嫌わないように」だったり、自分を認めて変わることが歌われているのと、morning glowの「あなたを変えようとしたあなたは ずっと前から変わらない」とかButterflyの「明日生まれ変わったって 結局は自分の生まれ変わり」とかディアマンの「何にだってなれない 何を着ようと中身自分自身 読み馴れたシナリオの その作者と同じ人」で歌われているみたいな変われなさ、変わっても残り続ける部分がどちらも混然とある。これはSmall worldの「変われないのに変わりたいままだから苦しくて」が向いている方向にも近いかもしれない。
加藤が何を思ってギルドを書き込んだのかわからないけれど、それに対して生命すべてを考えに入れつつも「こうなれたらいい」「こうしていくんだよ」と誰に宛てたともとれるような言い聞かせるようにも聞こえる曲たちは加藤にも重ねて聞ける気がした話でした。まとまってないけどおしまい。
2008年6月8日はホームシップ衛生の大阪公演(5月31日)と沖縄公演(7月5日)の間だったのか。2008年のリリースはpresent from youはあったけど、あれは既発曲+再録だし、発売日が2008年6月18日だから事件以前に制作が終わっていないとおかしいから事件の影響は考えにくい。それから2009年11月末のR.I.P./Merry Christmasまでリリースもツアーもなかった(RIJFは出たらしい)の、程度はわからないけど事件の影響もあったのかな。2008年の秋くらいに書いたというHAPPY、66号線、セントエルモの火とか20代最後にかけて書かれた透明飛行船、魔法の料理とか、30歳になってから書いたモーターサイクルとかキャラバンとかそのあたりの曲とかに影響してたりするかわからないけど当時はツアーと並行して曲作りすることがなかったらしいことも踏まえても、2008年、2009年あたりのスランプには多少影響していてもおかしくない気がしてきた。いま見ている情報だけからはそう見えるというだけだから、そういうこともあるかもしれないというだけだけど。
あと最近はダンデライオンのタンポポとライオンの生死の非対称性のこととか考えてる。
Ever lasting lieって原曲もアコースティックバージョンもソロのところが好き。ライブでは目一杯やってほしい。ソロが長くなって12分くらいの曲になっていたらいいな。いつかライブで聴いてみたい。