2022年4月13日 スピッツをたくさん聴いた日

4月13日が始まってすぐ、バンプ公式からツイートされた動画を見た。どうしたらいいかわからなくなった。弾き語りにしてもギターがヘッドからネックくらいまでしか写らないような画角。見慣れぬエピフォンのアコギ(普段ライブではギブソンのアコギを使ってる)。演奏してる場所がたぶんスタジオとかじゃなく普通の部屋みたいなのも初めてだ。バンプはちゃま以外個人のアカウントがないから、年に1回誕生日かその翌日あたりにちゃまのアカウントで「ありがとう!」と返事を載せていたくらいだったのに…(ちゃま活動休止以降はバンプ公式がお祝いしてる)。今回も誕生日のお祝いありがとう、から始まっているけれどすごすぎる。弾き語り動画をあげている人たちはたくさんいるけれど、藤くんがこれをしている意味を考えるとすごいなあ。すごい。コロナ禍の始まりくらいに、うたつなぎとか弾き語りの動画をバトン形式で繋いでいくお誘いを受けたけどできなかった自分自身のフットワークの重さの話をしていた人が、こんな…プライベートのなかにあるみたいな弾き語り動画を。「ちょっと歌ってみたよ」???

同じ時代に生きているのがうれしい。見せてくれてありがとうございました。交感神経がぴーんと優位になって、胸がたくさんいっぱいになった。

今日はスピッツをたくさん聴いた。ここしばらくとげまるとさざなみCDをよく聴いている。数日前、渚(8cm)とさわって・変わってを買った。8cmCDっていい。短冊みたいな形もいいし、ちょっと小さいのがかわいくて持っていたくなる。あと最近初めて花鳥風月聴いてお気に入りになった旅人も入ってるのもうれしい!

さわって・変わってもガーベラも既に持っている三日月ロックで聴けるけれど、放浪カモメはどこまでものライブ音源が聴きたくて買った。色色衣はまだ聴いていないので稲穂も初めて聴くことになった。

【感想】

放浪カモメはどこまでも(Live)→なんかシャカシャカしてる!イヤホンのせいかも。また今度別の音響で聴いてみたい。イントロから溢れ出てる「これからはじまるぞ!」感が好き。

稲穂→「夕焼けが僕らを染めていた 夕焼けが世界を染めていた」の部分の景色の広がりが好きだった。僕らを染めていた狭い夕焼けが、世界を染める広い夕焼けに見えるようになる広がり方が気持ちよかった。視点がグンと上に上がるかんじ。

【今日聴きたくなったアルバム】

【今日好きだった曲】

えにし→「そうなんだ」のところ好き。「そうなんだ」の曲なんだっけ、と思い出しながらこの曲を探した。

若葉→「いつもとちがう マジメな君の「怖い」ってつぶやきが解んなかった」とか、わかることとわからないこと、失くしたものと失くしたくないものが歌われていて好きだ。聞こえてるけど聞こえていない歌詞たくさんある。

若葉で歌われている「暖めるための 火を絶やさないように 大事なものまで燃やすところだった」は、群青の「語れるほどの夢とか 小さくなった誇りさえ 失くしてしまうとこだった」と近いことが歌われている気がする。失う前に気付けたことというか。こういうことを歌ってる曲が他にもあったりするのかな。

君は太陽→「そうかそうか」のとこ好き。僕にとって君が太陽であるというモチーフはバンプ太陽新世界でも描かれている。君は太陽の太陽も太陽の太陽も新世界の太陽も僕を照らしてくれる存在として描かれているけど、それぞれどこからどのくらいの強さで照らしているかが違っているような気がする。光の強さでいうと、たぶん太陽の太陽が1番弱い。弱い光でも太陽みたいに感じる僕の歌だと思う。君は太陽の太陽と新世界の太陽はどっちもすごく明るい気がする。君は太陽の太陽が前から差してくる僕を照らす光で、新世界の太陽は上のほうから世界を照らす光かも。だからこそ「新世界」というタイトルなのかもしれない。僕と君の話なのに世界ごと作り替わるようなタイトルなのは、ここでいう「僕」が単に一人称単数じゃなくて一人称複数を指してる可能性もあるかもしれない!僕としては一人称単数だけど、そこに当てはまりうる代入可能な僕は複数いるイメージ。上からやってくる光はぐるぐる回る地球のどこだって照らしているから、太陽は世界を照らしているみたいな意味合いがあったりするのかも。

(太陽っていっぱい打ちすぎて大腸に見えてきた。)

トビウオ→いいイントロ!

放浪カモメはどこまでも→イントロが好き!

今日はかき鳴らすみたいなギターのイントロが好きな日だった。

暑さに我慢ならなかったから髪を切った。髪を切る前に、明日から寒くなるらしいという情報は得ていたけど切った。さっぱりしたけど、きっと明日は頭が寒いんだろうな…ことわざになりそうな愚かさだ。