2022年7月31日 日曜日と運転は難しい

フジロック、再配信を待っていた折坂悠太の直前で寝てしまい結局見逃した。頑張れたらそのままスカパラまで見たかったのに。眠い目をこすりながら頑張って起きていたのが無駄になってしまった気がした。

【見た】
1日目→踊ってばかりの国(再配信)
2日目→Cornelius
3日目→奇妙礼太郎、Japanese Breakfast
直前までほとんど情報入れてなかったけど見られてよかった!特にCorneliusとJapanese Breakfastよかった。

踊ってばかりの国

踊っての揺れに乗るの久しぶりの感覚だった。NO WAR 0305 で見たはずなのにあのときは自分があまり揺れていなかった。夏になって揺れやすくなっていたのかもしれない。リハでメイプルハウスやったの!それで幸せ、Ghost、Boyくらいしか知らなかったけどゆらゆらとたのしかった。

それで幸せ

それで幸せ

Cornelius

黒い背景に白い立方体が浮かんでいる映像が始まったとき、フェスでAudio Architectureが見られるの!?と興奮していた。知らない曲ばかりだったが、映像と音が合わさってずっとたのしく、ステージ上のメンバーや背景に流れる映像になんとなくデザインあ200回のライブを思い出しながら見た。

Cornelius - Audio Architecture (Live) - YouTube

奇妙礼太郎

愛の讃歌、口の筋肉ぜんぶ使って、もてる力すべて使って歌ってるみたいだった。強くてかっこよかった。即席で作られたみたいなみたらし団子とバーミヤンの曲も、どの曲もたのしそうでこちらもたのしかった。

愛の讃歌 Live at Tokyo

愛の讃歌 Live at Tokyo

Japanese Breakfast

ライブ映像なども見たことがなかったのもあってPaprikaのあの音、銅羅だったのか!という気付きがあった。歌いながら銅羅を叩くのたのしそうでよかった。もう1曲、歌いながら銅羅を叩いていた曲があった気がする。あまり音を拾えていなかったのか、そこまで聞こえてこなかった。配信の調整などの都合かもしれないけどもっとどーーーーん!と鳴る銅羅を聞きたかった。最後らへんの曲でボーカルが弾いていたギターソロがかっこよかったけど曲名がわからない…(追記:恐らくPosing for cars)銅羅を確かめながらJubileeを聞いてみたくなった!途中ぽやぽやと心地よく眠たくなっていたのだけどDreams (the cranberries) のカバーが始まって飛び起きた。恋する惑星の映像をバックに歌うと夢中人かなと思う瞬間がある。犬の服のインパクト大きかった!🐩

HPも柿でかわいい→JAPANESE BREAKFAST

Paprika

Paprika


ハナレグミは二窓に失敗して光と影以外ちゃんと見られなかった。難しいね、二窓。三窓とかできる人たちどうやってるんだ。二窓とか三窓してるところ後ろから見て覚えたい。折坂悠太とスカパラを見逃したのとハナレグミをちゃんと見られなかったの「あー」と後悔する感じが強い。七尾旅人の再配信待ちながら、なかなか始まらなくて寝てしまいそうだった。

七尾旅人見ている途中で寝落ちてしまっていて、気がついたらインタビューだった。ポンツカまでまだ時間があるから起きているのも微妙だ…寝たら完全に朝になると思うから起きていようかな。毎週日曜の夜には起きているか迷いがある。ポンツカはリアタイできるとなんとなくうれしい。日曜夜は聞きたいラジオが詰まっていて、ぎちぎちになりがち。もっと計画的に過ごしたいのにこれだけずっとできていないので諦めるしかないのか。日曜夜をうまく過ごせるようになったらもっとうまく1週間を過ごせそうな気がする。まずは日曜夜をうまく過ごすことから始めるとしたら、早寝して仮眠したあとにポンツカ聞くのがいいのだと思うけどロク漫もリアタイしたいからなんとなくいつもぐだぐだになっている気がする。早めにお風呂に入っていないとだめだな。日曜日は計画的に…

ポンツカまで起きてるのもキツいかもしれないと思っていたけどこれを書いていたら起きていられそうな気がしてきた。

日曜日の朝にThe Velvet UndergroundSunday Morning聞くことに成功したし、すこしずつすこしずつ…

車の運転をした。何度も書いている気もするけど、免許を取って何年か経つのに運転に慣れない。すごくすごく下手だったのが下手になるくらいの成長はあるけれど、何度乗っても慣れない。「そのうち慣れるよ〜」と言われ続けてきたけれど、この調子だと何年かかるんだろう…と果てしない気もちになる。ほんとに今年中に自分の運転で前橋に行けるのか。何をしたら運転に慣れるんですか。へとへとになってしまうからこれ以上運転したくないのですが。運転も難しい。

 

2022年7月29日 きれいなひとりぼっちたち

教えてもらったサニーボーイというアニメを見ている。エンディングに流れる少年少女の「きれいなひとりぼっちたち」という歌詞に聞き覚えがあった。銀杏BOYZのツアータイトルとかだったかなと思いつつ調べるとトリビュートアルバムのタイトルだった。クリープハイプ援助交際で参加していて、間奏で「銀杏!銀杏!」って叫ぶパロディしてたやつだ。

「世界が一つになりませんように」みたいな名前かと思ったけど違った。忘れていたけれどこれは銀杏の武道館公演のタイトルだった。

銀杏やゴイステは自分がすごくはまったというよりは、ラジオやフォロワーごしに教えてもらって未だに曖昧なままの知識がある。よくラジオでかかっていたし、さくらの唄だけ持ってる。BABY BABYを聞くと2010年代前半くらいのラジオを聞いている感覚になる。「トラッシュっていう速い曲があって…」とか、銀杏の話をする人たちの口にはいつも熱量を感じた。尾崎世界観長谷川カオナシとかとーやま校長とかフォロワーとか。

去年の終わりか今年の始め頃にゴイステ解散時の峯田さんのインタビュー読んだ。インタビュアーは鹿野淳、いっしょにカニ食べてた。

区切りがついてるバンドの美しさあるな〜と思うけど、長く続いてほしいと思うバンドもあって、自分は身勝手だとわかる。いいか、ただのリスナーだし。あそこで綺麗に終わればよかったのに、と思う人たちに対する気持ちはどこにも出せなくてもやもやとする(過去にどこかに出してしまったような気もする…)。andymoriが夢見るバンドワゴンで終わっている美しさとか。ライブを一度も見られなかったから理想が大きくなりすぎている気もするけれど、それぞれのメンバーは音楽を続けるけれど解散した美しさ。

気を抜くと音楽の話ばかりしてしまうし、ひとつひとつが長めの文章になる。ああいう話ってどこでしたらいいんだろう。ここに書けばいいか。それかラジオの音楽番組とかに送るのもいいのかもしれないなー。Twitterに書くべきではない気がする。メールを送ってみたいラジオ番組や配信者を探せたらいいな。何年も前によく見ていたフォロワーのツイキャスとか楽しかったな。いまから探せるかな。詳しすぎる人と話すと知らない単語がぽんぽん出てきてすぐわからなくなるからなかなか難しい。

自分は狭い世界に生きているのに、たまにリプライなどTwitterで関わってくれる人びとありがたいな。90年代のこと教えてくれる70年代生まれの人たちと繋がれるたのしさある。90〜00年代生まれの人たちとも繋がれるうれしさある。ずっと繋がっていてくれている人たちありがとうございます。これからもよろしくお願いします、という気持ちがずっとある。

2022年7月17日 バタフライピー

家から出て、ご飯を食べた。

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バタフライピー(青いお茶)があったので遊んだ。マンゴーのジャムを入れたらこの動画のサムネイルにもなっているセララバアドで出てくる分子ガストロノミーのデザートみたいな見た目になった。

youtu.be

【集合写真】

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いちご、マンゴー、オレンジ、ブルーベリー、ノーマル。
マンゴー以外は紫になった。写っていないけどレモンやパイナップルでも紫になった。

2022年7月16日 見た

家から出ていない。どんどん感染者が増えているらしいし、なるべくなら家にいたい。全国で11万人超えたらしい。夏休み期間はどうなっていくんだろう。家から出ないようにしながら寝たり起きたりしていた。腕が疲れていてあまり動かしたくなかったので映像をたくさん見ていた。

【今日見たもの】
くまのプーさん:プーさんがハチに襲われかけるけどクリストファーロビンのおかげで難を逃れる回
アンパンマンアンパンマンが誕生する回
ポケモン:サトシのピカチュウピチューから進化する回
たまこまーけっと(12話まで見終わった)
ビバリーヒルズコップ
ロックレジェンズ:ロックの歴史を映像や写真を交えつつ説明するドキュメンタリー(ヴェルヴェットアンダーグラウンドグラムロックプログレ

たまこまーけっと、オモコロチャンネルのカヌレカヌレボーイズの回でARuFaさんが「見て!」と言ってたから見た。デラちゃんのいなかった頃のうさぎ山商店街を見てみたい。ARuFaさん含めオモコロに影響されて見たアニメ結構ある気がする。挙げていってみようかな。

苺ましまろ(ARuFa、恐山)
ガールズ&パンツァー(恐山、ゴトウ)
フリクリ(ARuFa)
ヤマノススメ(ARuFa、マンスーン)
ニニンがシノブ伝(ARuFa)
フランダースの犬(鎧坂、原宿)
たまこまーけっと(ARuFa)

振り返ってみるとARuFaさんに影響されて見たアニメが多めだとわかる。苺ましまろは恐山さんがやっていた虚無ラジにアナコッポラちゃんの話題がときどきあがっていたり、ARuFaさんが匿名ラジオの50の質問回で答えていたり、2人とも新刊が出るのを楽しみにしたり新刊を諦めたりするツイートを見たりして知った。ガルパンはセブ山さんのラジオに出ていた恐山さんのプレゼンを見て知った。そのときには配信されていなかったので後回しにしていたけど、たしかゴトウさんが紹介していた記事を読んだときに調べたら配信していたので見た。特に劇場版の大学選抜戦が好きだったけど、戦争の映像がニュースでよく流れるようになって以降はあまり楽しめないような気がして見ていない。TVシリーズ見終わって最終章を映画館に見に行った当時の感想書いたnote貼っておく。
わからないまま最終章へ|ぴこん|note

フリクリはARuFaさんが紹介していて知り、気になって見た。何回も見てる。よくわかってないと思うけどかっこいい!ヤマノススメニニンがシノブ伝はARuFaさんが匿名ラジオで歌っていて知った(ヤマノススメはキャンプ回、ニニンがシノブ伝は削除された217回の反省回)。どっちのアニメも面白かった!ヤマノススメ見てから、外出自粛がやや緩まったときに友達と高尾山登った。ニニンがシノブ伝、音頭があるのよかった〜。フランダースの犬がいちばん変な動機で見たと思う。ほかおにの本気クイズで出題がまきのさん、回答が原宿さん、リックェさん、藤原さん、鎧坂さんだった回のジャンル選択問題で、鎧坂さんがアニメ・漫画のどれか(たしかいちばん簡単な10)を選んだときに出題された問題がフランダースの犬に関する問題だった。鎧坂さんが誤答し、原宿さんがフランダースの犬を知らない鎧坂さんに驚いていた。当時、私もフランダースの犬を見たことがなかった。見たことない作品はたくさんあるが、なんとなくフランダースの犬に近いような気がするハイジやラスカルを幼少期から好きなのにフランダースの犬を見ていなかったことに気付いたので見てみることにした。全52話とまあまあ多くはあるけどはちゃめちゃに多い訳ではない話数を見終えるのに10ヶ月かかった。本気クイズの日から考えると1年以上かかっていることになる。フランダースの犬の感想を書いたnoteも貼っておいちゃお。
フランダースの犬に感動できなかった|ぴこん|note

アニメの話おわり。今日見たものの話の続き。

ビバリーヒルズコップは曲だけ知っていた。

youtu.be

猿を見て有名な映画なんだろうなーと思っていた。死が常に近くにあってどきどきした。推理の妥当性とかはわからない。機転が利く人は全員すごい。いっしょに見た人はエディ―マーフィーのこと何十年もエディーマーフィだと思っていたらしい。

ロックレジェンズは日本語タイトルで紹介するからわからない。英語のタイトルで言って、字幕はだいたいの場合日本語タイトルを表示してる。翻訳ってそういうことだよなー、とは思うけどどっちも表示してほしいと思ってしまう。耳で曲のタイトルを探すのは難しいんだ。ラジオで流暢に発音されたタイトルぜんぜん聞き取れなくて後からHPのNOW ON AIRの欄を遡ったりする。あのページ便利。いちばん長年お世話になっているインターネットかもしれない。ロックのことぜんぜん知らないんだなーと知らん固有名詞を眺めながら思う。ジャンルをおおまかに説明する番組では、既にある程度紹介されるバンドをそれぞれ知っている前提で映像が進むからどこからどこまでがどのバンドの話なのかすぐわからなくなるし、いま映ってるバンドが誰なのかもよくわからない。何という曲を演奏しているときの映像なのかもわからない。バンド名が羅列される場面(例:このバンドは〇〇や〇〇に影響を与えた)で、字幕では省略されてるバンド名が聞こえてくることがときどきあって可哀想に思う。マニックスが省略されていて声出ちゃった。この番組はジャンルをおおまかに知るためにはいいのかもしれないけど、初心者向けじゃないなーと思う。たまに知ってる曲が流れて、知ってるアルバムの話がはじまったりする。日本語タイトルだから知ってるアルバムかどうか判断するのに時間がかかる。たまにジャケが表示されるのでそのときだけはっきりわかってうれしい。何年も経っていつかまたこの番組を見る機会が来たらわかるようになっていたりするのかもしれない。いまはバンド単位で聞いてしまってるから個人の名前聞いてもあまりピンとこない。

くまのプーさん

くまのプーさん ちいさなぼうけん/ショートアニメ|プーさんと風船 - YouTube

アンパンマン

映画「アンパンマンが生まれた日」【アンパンマンアニメ公式】 - YouTube

ポケモン

【公式】アニメ「ポケットモンスター」第1話「ピカチュウ誕生!」 - YouTube

2022年7月13日 剛毛果物

ランブータンを食べた。トゲにしては柔らかく毛にしては硬い、もじゃもじゃしている皮をつるんと剥くと、白くて丸いややざらざらとした実が出てくる。

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食べにくかった。ライチみたいに薄皮に包まれたタネが中心にあって、薄皮を食べないように気をつけた。薄皮は渋くてまずいけれど、それ以外の実の部分はおいしかった。あまり匂いは強くなく、食感はシャクシャクとしていてぶどうみたいな固さだった。また食べたら感想変わるかもしれない。食べたことある何かに喩えられそうなやや食べ慣れない味だった。

名前が覚えにくい。「ラン」と「ブータン」で区切って覚えることにした。忘れたときになんとかブータン🇧🇹くらいまで思い出せたらいいなと思っている。

受験生から受験終わったら落ちませんかってスカイダイビングのお誘い受けて笑ってしまった。受験終わったあとのお誘いではあるけど、落ちることに多少センシティブになっているのかと思っていた。周りに落ちるとか滑ることを単語レベルで避けたり気にしたりする人がいたりするせいで「自分はそういうの気にならないな〜」くらいは気にしちゃってたから、真っ直ぐ落ちることをしようと言われたのが面白かった。言われたときは気付かなかったけどあとからじわじわと面白くなっていった。

2022年7月10日 安否

選挙に行った。投票所に入ったが何やら外が騒がしい。なんとなく誰かがAEDを探しているらしいことがわかった。しかしトイレに行きたい。既に何人も救命のために動き出していることを確認したのち、人命よりもまずは自分の尿意を優先した。自分がおしっこ漏らしてまで助けなければならないほどの緊急性はなかったと思う、たぶん。トイレから出て、騒がしさのあるあたりにいくと既に10人ほどが囲うようにして救命にあたっていた。看護師が居合わせていたらしく、心臓マッサージをしていた。訓練ではない心臓マッサージを見るのは初めてだった。人手が足りていたらしく、私は周囲の人間に人手が足りているかどうかを尋ねただけで終わった。人がたくさんいて目的がはっきりしていても自分に役割がないこともある。トイレを優先していなかったらもっと緊迫した時間に深く関わっていたのだろうか…。消防署が近いせいか救急車の到着は早かったような気がしたが倒れた人は無事だったろうか。知る術がない。

その動揺があるまま投票してしまった。日本はこれからどうなっていくのだろう。ただひたすらに怖い。これまで権利を勝ち取ってきた人たちはすごいな。それを反映する政治が存在していたこともすごい。いまってどうなんですか?何がどうなったら弱い立場の人たちが守られるようになるんですか?友だちや好きな人たちが悲しんでいるところを見たくないし、嫌いな人の苦しみだって政治によって救われるところがあってほしい。誰かに嫌われていても救われる場所があってほしい。期待しすぎなのか。

行ったことある場所や好きな人たちの所在地・出身地などは無事であってほしいし、関わる人たちの属性が差別されないように願う。お互いにある程度自己を開示しながら関わってきた人が増えるたび祈るような気持ちが広がる。かなり自分本位の考え方ではあると思うけど、これによって他人事という意識が薄くなる。まずは自分と友人がなるべく苦しまないように。

大事なものが増えて身動きが取れなくなるような心地がある。どれも大切にしたくて何にも手がつけられないような。

初めて投票済証明書をもらうことに成功した。これまでは家に帰ってから忘れたことに気づいていた。それに日本共産党から送られてきていたはがきに選挙の消印があるのも初めて見た。消印の部分だけ切り取って保管する。初めて見たものが複数ある選挙になった。

2022年7月7日 大人になれば

シングルを買ったのを機にGravityを改めて聴いて、ストリングスとドラムで音が広くなる瞬間を好きになった。「今日が明日 昨日になって」の始まりあたり。たしか去年(3人のSONGSのあと)aurora arcをようやく聴けたり、最近のBUMP OF CHICKENは2年遅れてやってくるのかもしれない。いや、Flareもなないろもほとんどリアルタイムでいい曲だなと聴いているしそうとも限らないか。アカシアは少しだけ遅れて好きになったような気がする。ナラハシさんが公開されてすぐのGOTCHA!のMVのよさを話してるときはまだ聞いていなかったような記憶がある。Small worldは配信のほうのSilver Jubileeで初めて聴いて、そこからだんだん好きになっていった。いまのところクロノスタシスは新しさに驚く気持ちが消えない。はじめましてのままの距離感というか、好きになるより前に驚いている。前回のアルバム以降の曲たちも、相変わらず優しさと、彼らとしての新しさがずっと繰り返されている。新しさすべてを好きになれるわけではないけど、ずっと好きでいられたらいいなと思うバンド。もうすぐ好きになって10年経つ。

Gravity

Gravity

自分のなかで聞こえ方が変わった曲やアルバムだと、Ever lasting lie(BUMP OF CHICKENの曲)ととげまる(スピッツのアルバム)が印象的だ。どちらも初めて聴いてからしばらくは耳に引っかかる感じがなく印象に残らなかった。THE LIVING DEADだと、Ever lasting lieよりもランプとかグロリアスレボリューションが好きだったし、とげまるだと恋する凡人くらいしか耳に残らなかった。いまは逆転するくらい好きになっている。とげまるは普遍的な音が鳴っている曲が多い気がする。普遍は特徴として捉えにくいから耳に残らなかったのかもしれないといまは思う。むしろそれがいいんだと思うようになった。興味をもてなかったのにまた聞いてみようと思ったきっかけは忘れたけど、一度で興味もてなかったアルバムを聞いてみてよかった。

とげまるはシングル曲が多いらしく、聞きやすいアルバムなのに当時はわからなかった。アルバムとして好きになったけど、なかでも幻のドラゴンはスピッツの真ん中にあるみたいな曲だと思う。聞くたびに「真ん中の曲だ」と思う。

幻のドラゴン

幻のドラゴン

Ever lasting lieはバンドバージョンもアコースティックバージョンもギターソロを好きになった。あれが制作期間10日とか2週間くらいだったぎりぎりのアルバムの曲だということよくわかっていない。藤くんの骨みたいな部分の音なのかもしれない。手癖よりももっと身体的な部分というか。

Ever lasting lie

Ever lasting lie

自分と時代の流れのわからなさがずっとある。好きなものが時代関係なくあるせいで、「昭和に生まれればよかったのにね」と言われがちだから、いまを生きていることをまっすぐ肯定するときに躊躇がある。たしかに流行に乗ることを意識して積極的にできたことはほとんどないけど、いまを生きているしなあ…と。否定しようのない事実があって、文明の利器に頼りまくって過去を遡っている人間だから、昭和に生まれればよかったということはない。いまのものもたくさん好きだ。

もしほんとに昭和の人間だったら、ということはうまく想像できないけど、ほんとにそうだったら百恵ちゃんのコンサートに行ってみたい。チケットとか取れないのかもしれないけど…

いまがいいな。いまを生きてる自分がいい。これからを生きる自分もいいと思いたいけど、どうなっていくんだろう。わからないけれどできるだけ肯定したい。過去のものを見ているときそこに現在の自分はあまりいないから、自分との距離がすごく近い。過去のものとしてではなく、ものとして触れている感覚。情報として年代とかがくっついてくるけど、本質はそのものにあるから、自分とものだけの純粋な世界がある。でもうまく説明できないな。