2022年9月13日 ビラクシッケ

身体が疲れていてほとんど動けないうちに夕方になった。

昨日は前橋に行っていて帰宅が1時くらいになった。泊まればいいのでは?そうかもしれない。終電も21時半くらいだった。泊まるべき距離だったのかもしれないけどもう帰ってきちゃったしな。

前橋を訪ねるのは二度目で、今回は前回行きそびれた敷島公園に行った。静かな松林があってよかった。見てみたかった萩原朔太郎の詩碑(帰郷)は写真で見た以上の感動はなかったけれど、朔太郎が散歩していた公園に行けたのはよかった。当時の面影がどのくらい残っているかわからないけれど、すごく太い松の木が2本あって、この木は朔太郎も見たのかな…と松に関する知識がほとんどないまま勝手に思った。

今年は萩原朔太郎没後80年らしく、これから全国的に大規模な展示が行われるとのこと(萩原朔太郎大全2022と調べると出てくる)。前橋文学館にも行ったのだけど、大規模な展示を行う関係か朔太郎に関するコーナーは軒並み閉まっていた。細かく下調べをしていなかったことをひどく後悔しながらとりあえずミュージアムショップを見た。月曜休館でないことを確かめてそれで終わりにしてしまっていた。悲しい気持ちで過去の企画展のパンフレットを見ていたら、前回購入しなかった萩原朔太郎関連のパンフレットがいくつかあった。そのなかから気になる2冊を選び、販売していないパンフレットを読んでいたら閉館の時間になった。今回は記念館のほうには足を運べなかったけれどそれでも余りあるくらい充実した時間になった。朔太郎が書いた手紙たいてい「昨日よっぱらってやらかしてしまった」みたいな内容なのもそれをいちいち師匠に送ってるのもそれが残っているのもいいなー。読んだなかでいちばん深刻そうな様子の手紙だと「昨日よっぱらって取り返しのつかないことをしてしまった 死にたい 死にたい ピストルで一発ずどんとやりたい」というのを北原白秋に送っている。あのかわいらしい字で書かれているから好きなのかもしれない。萩原朔太郎の字ってかわいい。旧仮名遣いの「な」(「ふ」みたいな形の「な」)が特に好き。直筆原稿集を買えたときはすごくうれしかった。今回手に入れられた2冊もかなりよさそう!でも手紙のことを書いてあるパンフレットは既に売り切れてしまっているのか販売していなかった。複写もさせてもらえなかったけどいつか手元にコピーでも手に入れたい。前橋の図書館や国会図書館にはあったりするのかな。

萩原朔太郎、愛憐詩篇の時代 : 彷徨、浪漫、哀傷 : 詩壇登場100年 : 開館20周年記念・前橋文学館特別企画展 (萩原朔太郎記念水と緑と詩のまち前橋文学館): 2013|書誌詳細|国立国会図書館サーチ

ある!もはや遠隔複写を頼めばいいくらい貯まってきているような気もしてきたけど、メモ見たらそんなに貯まっているわけでもなかった。またそのうち。

日本一大きいブックオフ17号前橋リリカ店に行ってみたら、時間が無限に溶けた - ブックオフをたちよみ!

この記事で気になっていたブックオフ前橋リリカ店に立ち寄った。日本一大きい店舗だとは感じなかったけれど、レトロリサイクルコーナーに8cmCDが置いてあった。平成初期がレトロかどうかはおいておいて、もうブックオフで見かけることはないと思っていた8cmがあった!

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小沢健二 / カローラⅡにのって
・mydo card INFORMATION CD
さだまさし / 線香花火
ザ・タイガース / 花の首飾り

昨日買ったこのCDのなかからカローラⅡにのってとmydo cardを聞いた。カローラⅡにのってに何となくEテレっぽさを感じて作詞作曲を見たら佐藤雅彦と内野真澄が作っていた。ピタゴラスイッチの人たち!Eテレっぽさの正体は同じ人が作っていたからなのかもしれない。カローラⅡにのってが1995年なのに対して、ピタゴラスイッチが始まったのが2002年だからピタゴラスイッチ以前にあった曲だと思うと変な感じがした。幼少期から慣れ親しんでいて未だに好きなものと、新しく知ったそれ以前の音楽がこういう風に繋がったことって少ないからかもしれない。この曲がリリースされた頃はピタゴラスイッチなかったんだ…

前橋は夜が早いので18時を過ぎると商店街もあちこち静かになるのが寂しい。それ以外は好き。高崎まで出てみたら駅前が賑やかだった。行ってみたかったスズランは高崎店も18時に閉まってしまったそうだけど、すこしうろうろしたら普通に郊外だった。東京からの距離とそこそこの人口、それにちょうどいい利便性が合わさるような駅前っていくつもありそう。

今日やったこと→昨日買ってきた韓国のラクシッケを飲んだ。においがきつくて飲みにくい。もう買わない。米の風味が強かった。もう飲まない。